きみに花束を。 舟木一夫さんコンサートの感想など

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6月23日新橋演舞場 夜②

6月23日、第二部のコンサート。
舟木さんは「歌謡ショー」とおっしゃってましたね。
何におどろいたって、オープニングです!
今までのコンサートのイメージから、てっきり黒のパンツに色物のジャケットを合わせてくるものとばっかり思っていたのですが・・・。

「東京は恋する」の演奏で、舟木さんのシルエットが一瞬浮かんだ後に、グレーの三つ揃いのスーツに黒の蝶ネクタイ姿で軽やかに登場。
曲と衣装がとっても合っていて「うわー!!洒落れてる」とテンションMAX!
銀座の街並みを歩いた後で聞く「東京は恋する」は格別だなと、新橋演舞場に来る度に思います。
あんなに短い歌詞だからこそ、聞く側の想像をとってもかき立てる、素敵な歌。この二人、どんな表情で星を見上げているのだろう?
この曲大好き(*≧∀≦*)

その後に、「哀愁の夜」「たそがれの人」「高原のお嬢さん」。
さすがの歌声の三曲。
3階席の天井にもライトが模様を作っていたのがとても綺麗でした。

「高校三年生」を含めた学園ソング集のあとは、舞台にも出てらした四名による舞の披露。
長谷川かずきさんが、うちわをくるっと回す姿がとても愛らしい。
日本舞踊のしなやかな動きを見るたびに、あんなふうに踊れたら素敵だろうなぁと思います。やってみたいわ~。
曲中にフラメンコっぽいコミカルな動きもあって見ててとっても楽しかったです。

その後、お着物に着替えた舟木さんがフツーに上手からしゃべりながら登場。
「着物は洋服に比べて暑いんです」なんておっしゃってたときに、
舟木さんには聞こえてないと思いますが、わたしのお近くの席の方が「なら脱いじゃえ」とつぶやいていたのが面白かったな(^∇^)

今回、スタンディングはありませんでしたが、夜の部でも「銭形平次」で手ぬぐいを客席へ投げてくれました。
「絶唱」「夕笛」「恋歌」のあとには、
”艶歌”(えんか)の曲をということで、「京の恋歌」「恋人形」。
なんだかとっても不思議な曲調。
私にとっては、また新たな歌との出会いとなりました。
アンコールは「明日咲くつぼみに」。

公演後に母が「舟木さん、『今日はようこそいらっしゃいました』を忘れてたね」と。
あぁ、そういえば言ってなかったかも。忘れちゃったかな?
今回、桟敷席に座っていたため、舟木さんだけでなく、いい表情で聞き入るみなさんの姿がよく見えました。
舟木さんはいつもこういう風景を見ながら歌われているのだなぁ。
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6月23日新橋演舞場 夜①

すでに一度お芝居を見てあらすじは頭に入っているので、
話の流れにすんなりと入れました。

前回見た時に心に引っかかっていたこと・・・
主膳の「よきかな」にはどんな意味があるのだろう?
なぜ直弼は藩士になろうと心に決めたのだろう?
たかから身を引いた主膳の気持ちはどんなだろう?
たかは主膳と直弼の友情(師弟愛)をどう思っていたのだろう?
心のままに生きるとはどういうことなのだろう?

そんな所に注目しながら、直弼・主膳・たかの心の動きにあれこれ想像をめぐらせ、気がつけば夢中になって見ていました。

特に、湖のシーンでの主膳と直弼のやりとり。
主膳が問いかける言葉によって、直弼が心のままに今まで生きてこなかったことに気づき、藩主になる決意を固め、たかへの思いを断ち切るまで心が動いていく様子が見事だなと思いました。

1ヶ月公演が終盤になっても、全力で花道を駆け抜ける舟木さん。
里見さんや舟木さんの力強さと、葉山さんのしなやかさが相まった、
とても良いお芝居でした。

直弼や主膳が鎖国の日本を憂い、新しい日本夜明けを目指した気持ちは、舟木さん達からの、これからの日本へ希望を託す気持ちに繋がっているのだと思いました。

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パンフレットが新しくなりました

新橋演舞場へ23日(日)の夜の部の舞台を見に行ってきました。
夜の部のコンサートもとても良かったので、感想はゆっくり書くとして、今日はひとつ情報を。

新橋演舞場で販売されているパンフレットが新しくなっています。
表紙めくって最初のページから数ページが、今回の舞台写真と昼夜のコンサート写真へと変わりました。
売店で、「あれ、こんなページあったっけ?」と見ていたら、売り子のお姉さんが「今日(23日)から新しくなったんです」と教えてくださいました。
思わず購入。

「花の生涯」のページが3ページ。色んなシーンのカット写真になっています。
これを見ると長野主膳、井伊直弼、村山たかのお着物がとても凝っているのがよく分かります。
昼の部のコンサートが1ページ。赤いジャケットで歌っている姿、水色のジャケットで両手を振っている姿、ジャケット無しで歌っている姿、の3枚の写真が載っています。
夜の部のコンサートが1ページ。グレーの三揃いのスーツ姿、和装姿、そして舞を披露してくださった四人の決めポーズ姿、の3枚のお写真です。

折込の両面ポスターも、片面は桜のシーンでの主膳姿(残念ながら桜はほとんど写っていません)。もう片面は昼のコンサートのスタンディングで両手を挙げて手を打っている姿です。

また、コンサートの曲目が書いてあるページも、変更後の曲順にきちんと直っていました。

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6月10日新橋演舞場②

第二部のコンサートについての記事は、またの機会に・・と言っていたら、すっかりうろ覚えになってしましました。
ありゃりゃ。なので、メモ書きの感想ということで。
昨日うっかり書きかけを消してしまったことにもめげずに、再度投稿するぞ~p(・∩・)q

第二部は「友を送る歌」からスタート。
2曲目からの花束タイムは、「くちなしのバラード」が良かったな。
トークを挟んで、「初恋」「浮世まかせ」。
すっかり舟木さんの曲の叙情的な世界に浸ります。
スタンディングは「君よ振り向くな」と「銭形平次」。
今回はサインボールではなく、手ぬぐいを素手で投げる舟木さん。
花道まで使って、2階席にも届くよう頑張って投げていました。

後半、学園ソングの数々を歌い上げたあとは、
映画主題歌から「絶唱」「高原のお嬢さん」「哀愁の夜」「その人は昔」。
「その人は昔」が終盤に来たのにはびっくりしました。
アンコールは、「君へ心こめて」。
この曲がラストに来て、本当にうれしい。
いつも「悲しみを悔やみを~♪」から「春を告げろきみに届け」までの歌詞を聴くとぐっときます。
歌詞がそのまま舟木さんから私たちへのエールであり、気持ちがまっすぐ届くから。
舟木さんからお客さまへ今一番伝えたいことなのでは?と勝手に思っています。

印象的だったトーク①
舞台の通し稽古をしてたときのお話。桜田門で井伊直弼(里見さん)が乗った駕籠(カゴ)が襲われた後、舟木さんが駆け寄り助け出すシーン。バッとカゴを開けると・・・里見さんが乗ってない!
里見さん乗り損ねちゃってたそうです(笑)
本番はちゃんと居て、よかったね。

印象的だったトーク②
1ヶ月公演中に高校三年生の歌詞を間違えることがあるという舟木さん。自信たっぷりに「でも今回はまだ間違えていません!!」だそうです(笑)
舟木さん、現在もちゃんと更新できてますかー?

印象的だったトーク③
6月10日は昼の1公演だけで、夜がフリーな舟木さん。
すでに頭の中にあるのは、公演後のパチンコ!?(笑)

さて、いつもお茶目なトークをする舟木さんですが、今回のパンフレットを読んですごく印象的だったことがありました。
それは、舟木さんが55周年に向かうにあたり、歌い手として続けていけるかきちんと検証されていたこと。
そして体力や歌唱力が落ちないよう、工夫されていることです。
(詳しい文面はパンフレットをご覧下さいね。)
以前の長期公演でリハーサルの段階から全力で歌い疲れ具合を確認して、今後もいけそうだと思った話や、いつもの歌をあえて高いキーで歌い、体を甘やかさないでいる話が載っていました。
今回「その人は昔」を終盤に持ってきているのも、あえて負荷をかけた構成にしているのですね。

そうして、今後もやれそうだという感覚をもったうえで、
「どうなるかは分からないけれど55周年に向けて頑張る」という発言をしてくれた舟木さん。
お客さんへの言葉が口先だけのものにならないよう、状況を冷静に見据え努力を惜しまずにいてくれて、本当にどうもありがとう!
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あ~!!!

6月10日の第二部の感想をあらかた書き終えたところで、

消してしまった・・・・!!

うぅ~・・・ショック(@_@;)

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6月10日新橋演舞場

花の生涯

新橋演舞場へ舟木一夫さんの舞台を見に行ってきました。
第一部は、幕末を舞台とした、時代物「花の生涯」
ワタクシ、全くの歴史音痴なので飽きるのではと大変心配だったのですが、なかなか楽しめました。
話の序盤、井伊直弼と聞きながら、なぜか頭の中で伊能忠敬を想像してましたけれども(爆)日本地図を作ってどうする!(もちろん伊能忠敬は出てきません。念のため)
里見浩太朗さんが演じた井伊直弼さんは、彦根藩の第11代藩主の十四男としてうまれたが、大老まで登りつめた後に、桜田門外の変で亡くなった方だそうです。今回舟木さんが演じた長野主膳さんは国学者で、井伊さんとは国学の師弟関係に当たるそうです。(ヒト様の人生を簡略し過ぎですね(笑))

今回の舞台を見ていて思ったこと。
それは、舟木さんの台詞回しが大変心地いい!(・∀・)
テンポといい、緩急といい、朗々としたお声に聞き惚れてました。
絶対アルファー波、出てると思う(笑)
また、村上たかを演じた葉山葉子さんの落ち着いた声も素敵で、
おふたりの会話の際には、あまりの心地よさに、半眼になりかけてしまいましたが(笑)
歌の上手い人は、演技もうまいのだな。
舟木さん、今度、時代劇口調でコンサートのトークやってみませんか?( ̄ー ̄)

途中、湖畔の静かなシーンで、舟木さんと里見さんが穏やかに話しているのに、後ろでは大道具を動かす音がガタゴタ。ついつい気になる・・・。
でも、この舞台では舞台道具が大変凝っていて、随分見とれていました。
話が進むにつれ、室内や小物がだんたん西洋風に変わっていきます。
畳に座っていたのが、お洒落な椅子へ。
お酒がワインへ。
刀が銃へ。
鎖国時代から新しい日本への変わっていこうとする様子が、和と洋が調和する小物からも伺え、興味深かったです。

桜田門のシーンは、3月なのに寒々としたキンと張り詰めたような雪景色。その後の、桜のシーンは圧巻で、客席からも驚きの歓声があがってました。
まだご覧になっていない方はお楽しみに。
美しい国を作ろうという長野と井伊の心意気は、今につながっているのかな?

さてさて、第二部のコンサートについては、またの機会に。

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